パーカッショングループ「フラワービート」さんに来園いただき、音楽鑑賞会を行いました。

 主に東京を拠点とし、テレビ出演や全国の小学校、幼稚園でコンサートや芸術観賞会の出演に大忙しなフラワービートさん。10月には本校でも芸術鑑賞会にお越しいただきました。今回は、未就園児親子と園児を対象に楽しいリズムコンサートをしていただきました。

 1部では未就園児と年少すみれ組を対象とした演奏でした。子どもたちがよく知っている「夢をかなえてドラえもん」から始まり、「おもちゃのチャチャチャ」や「アイアイ」「アンパンマンマーチ」「ドレミの歌」など、どれも親しみのある曲ばかりで大喜びな子ども達でした。
 そして、迫力ある演奏、リズミカルな演奏に自然と体を揺らしたり、手拍子をしたり、立って踊り始める子ども達もいました。
 小さな未就園児のお友達も、保護者の方と一緒に体を揺らしたり楽器を自由に鳴らしたりと、その空間がリズムで包まれ、子どもたちが音符になって踊っている様な、そんな楽しい時間でした。
 また、紙を1人1枚持って、紙を叩いたり、パンチしたりしと、曲に合わせていろいろな叩き方で音を出しました。「紙」から音が鳴ることや友達と合わせると一体感が生まれることなども感じた瞬間でした。

 2部では年中たんぽぽ組、年長さくら組を対象とした演奏をしていただきました。1部と同じく子どもたちが大好きなドラえもんの歌から始まり、「剣の舞」の演奏に圧巻されたり、「星に願いを」の静かな演奏では寝転んで目をつぶって聴いたり、「ミッキーマウスマーチ」をボディパーカッションで音を奏でたりと、全身を全て使ってリズムや音、拍を感じました。

 1部・2部共に、キッチン用品を使って音を奏でる「キッチンビート」は大盛り上がり!お鍋やボール、しゃもじを使った演奏に子どもたちは目を輝かせ、体を乗り出してノリノリで聴いていました。
 コンサートの後には子どもたちの質問にも答えてくださいました。

 各クラス、保育室に戻ってからも興奮冷めやらず、なかよしリズムの楽器を真似して鳴らしてみたり、キッチンビートを真似しておままごとのお鍋やお皿、しゃもじをを使って音を出したり、身近な音を探したり、30分のコンサートで、子どもたちの心がどれほど動かされたのかを実感することができました。

 これからも「本物」を見たり触れたり感じたりしながら子どもたちの豊かな感性を育んでいきたいと思います。
 フラワービートの皆さんありがとうございました。
 
  • 1部 未就園児親子、年少すみれ組

  • 2部 年中たんぽぽ組、年長さくら組

  • 「星に願いを」

  • カスタネット演奏

  • 質問コーナー